こうして府中NEWS速報は生まれました。

 
府中NEWS速報 は、広島県府中市内の読売新聞に折り込まれている
B4サイズのミニコミ紙(地域新聞)です。
 
日刊です。ほぼ毎日。
※読売新聞休刊日とお正月など大型連休は休刊します。
 
発行しているのは、市内の読売新聞の販売店 YC府中。
取材、撮影、原稿、印刷、配達まで 自社でしています。
 
完全に一貫生産! いま気付きました笑
 
 
速報がいつ生まれたかといいますと。
 
平成元年。 1989年。 でした。
 
当時の紙面です。
 
 
平成元年5月1日号 です。 右は現在、平成27(2015)年7月29日号。
 
ご覧の通り、府中NEWS速報は 「訃報」 から始まりました。
紙面のサイズも今の半分、B5版だったようです。
 
 
 
12日後の 平成元年5月13日号
 
突然、「府中ニュース速報」 のロゴが生まれています。
発行元として当時の社名、読売販売サービスの名前も記載。
 
ちなみに、ニュースをNEWSに変えて
タイトルロゴを正方形にしたのは平成25(2013)年の8月からです。
なんとなく変えてみました。
 
変えてすぐ、読者の方からは
「最近、なんでも英字が増えてきたけど、速報は変わらなくていいなと思っていたのに…」
「イメージが変わって読みやすくなりました」
と、まさに賛否両論の声をいただいたものです。
 
 
では、いつから記事が入りだしたのでしょう。
 
平成元年5月13日号
 
この日でした。
 
当時、朝一番に訃報だけが届くことを、縁起が悪いと感じた読者から指摘を受け
それならば、と記事を載せるようになったそうです。
 
ところで。
 
なぜ府中NEWS速報と読売新聞とでは訃報の年齢が違うのか。
 
現在の府中NEWS速報の訃報は 「満年齢」 ではなく 「享年」(数え歳) で掲載しています。
 
読売新聞本紙といつも違う年齢で載るので、ややこしいし、いまどき享年はないのでは?と思い、
社長に尋ねてみたところ、享年掲載のきっかけとなったこんなエピソードを教えてくれました。
 
 
ある年、 生まれて間もない赤ちゃんの訃報を載せることになりました。
その時、市内の某寺の住職さんが嘆かれたそうです。
 「0歳と載るのはあまりに不憫だ。せめて1歳にしてやってほしい」 と。
 
 
創刊者は 「もう満年齢に変えてしまえばいいよ」 と言いましたが
こんなエピソードを無かったことにしてしまうなんて罰当たりだ!と思った私。
 
享年掲載、続行です。
 
 
 
話を戻します。
 
府中NEWS速報がB4サイズに成長したのは発行開始からちょうど1か月後。
 
平成元年6月1日号
 
凄いのは、この号からすでに裏面もあるということ。 行事予定でびっしり埋まっていました。
 
でもしばらくは、B5サイズだったり、B4だけど裏面は真っ白だったりの、不思議な日刊紙が続きます。
 

白黒ではなくなったのが、この日。
 
平成12年6月17日号
 
発行開始から11年が経ち、突然、タイトルロゴにブルーが入りました。
 
この日を境に、今度は紙面が白黒だったり、ブルー入りだったり。
最終的に青と黒の2色刷りに落ち着きます。
 
 
 
そして、ついに、フルカラーになったのが、同じ年の冬。
 
 
平成12年11月20日号
 
三郎の滝の紅葉が赤々と輝いています!
突然フルカラーで届いて、当時の読者の方々は驚いただろうな~と想像すると笑えてきます。
 
とはいえ、左の紙面を見れば分かりますが
しばらくは青黒だったりカラーだったりです。
この “様子見る感” は、現在も変わらぬ社風です笑
 
 
そして、完全に 「毎日裏表フルカラー」 になったのは
平成14(2002)年12月2日号 からでした。
 
現在、紙面が白黒になるのは、印刷機が動かなくなって編集部一同大パニックになる時ぐらいです。
裏面が真っ白になるのも、大パニック発生時か府中市の選挙の時ぐらい。
 
毎日届けるニュースは、多いときで8本。 平均すると4~5本、でしょうか。
 
府中市は間もなく4万人を切りそうな小さな市です。
そのため、「よく毎日毎日書くことがあるね」 と言われます。
 
そんなに順調にあるわけでもありません。
 
1日に10本前後取材がある日が続くと、
記事が載りきらなくてパニックになります。
 
反対に、2~3日なんにも取材がないと
紙面が埋まらなくてパニックになります。笑
 
それでも埋めなくてはいけない。
 
なければ、かなり頑張って走り回って探します。
無茶を言って、わがままを聞いていただいて、取材させてもらいます。
 
ですから、府中NEWS速報は、府中市に暮らす全ての方々のおかげで成り立っているのです。
 
私たちを、記者として育ててくれているのも府中の皆さんなのです。
本当に、ココロから感謝しています。
 
皆さま、どうぞこれからも、褒めてけなして褒めて、育ててください。
私たち、すべて吸収して、頑張りますので。
 
 
(編集部 こすけ)
 
 
 
 
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